インタビュー :過去データを素早く確認できる仕組み

プロセスを効率的に分析するため、Neuman Aluminium社では生産ラインへ iba システムを導入しました。
その高い効果が評価され、現在では工場全体へと展開されています。

最大効率を実現するデータベース監視
ibaHD サーバーで生産プロセスをリアルタイムに分析し、最適化の可能性を即座に把握。

プロセスや生産に関する疑問に計測データを基に迅速に答えられるよう、Neuman Aluminium 社 オートメーション部門責任者 Michael Vonwald 氏は、 Marktl 工場のスラグ製造および連続鋳造プロセスに iba システムを導入しました。
その導入効果が非常に高かったため、後に適用範囲は工場全体へ拡大され、押出工場、さらに別の押出工場および PREFA にまで展開されました。

「私は今でも iba システムの満足したユーザーであり、
将来も iba なしの仕事は考えられません!」

Michael Vonwald Neuman Aluminium技術部門責任者 (Head of Technology)

Michael Vonwald 氏インタビュー

Neuman Aluminum 技術部門責任者 (Head of Technology)

Neuman Aluminum では、ibaHD-Server をどのように活用していますか?

Marktl では、多くの小規模設備や機械を ibaPDA システムで収集しており、そのすべてのデータを ibaHD-Server に記録しています。
現在、約 1 年半分のデータへ直接アクセスできる状態です。

ibaPDA クライアントの可視化画面では、HD トレンドビューを使って過去数週間、あるいはそれ以上の期間を素早く俯瞰できます。
ibaHD-Server の利点は、過去の任意期間へ簡単に移動し、細かい部分までズームして分析できることです。


ibaHD-Server を利用しているのは、どの部署ですか?

主に以下の 3 部署がデータおよび分析結果を利用しています。

  • 製造部門 (Production)

  • 保全部門(Engineering・Automation を含む)

  • 品質保証部門 (Quality Assurance)

品質保証部門では、クレーム対応時にデータを即時確認する目的で利用されています。

また、当社では ibaHD-Server をレポート作成アプリケーションのデータソースとしても活用しています。
ibaHD の履歴データを読み込み、他システムの運転データと組み合わせてレポートを生成しています。

さらに、押出工場では、ibaHD の履歴データを機械学習アプリケーションへ供給し、学習用データとして活用しています。

私自身(技術部門責任者)も、分析業務で日常的に ibaHD-Server を使用しています。

使用されている機能

このサクセスストーリーでは、iba システムの以下の機能が活用されています。

  • 等時的なデータ取得(Acquire Data Isochronously)

  • プロセスデータおよびイベントのシームレスな記録(Store Process Data and Events Seamlessly)

  • ibaPDA での履歴データのライブビュー(Live View of Historical Data in ibaPDA)

  • 履歴データの分析・検索(Analyze and Search Historical Data)

  • ibaHD-Server からのデータクエリ(Query Data From ibaHD-Server)

  • ズーム、ドリルダウン、ドリルアウトによる多段階アグリゲーションのナビゲーション(Navigate Across Multiple Aggregation Levels via Zoom, Drilldown, and Drill-Out)

  • プロセスデータと同期した動画記録(Capture Video Data Synchronized With Process Data)

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